家のことなら
何でも相談できる
新築・増築・改修工事はもちろんあたり前、家のちょっとしたかゆい所に手がとどく存在。
ひと昔前、お母さんの背にちょうど良い棚を作ったり、ひざの悪いおばあちゃんにスロープや手すりを付けたり、わんちゃんのお家も作ったり…家のことなら何でも相談できる、そんな「うちんくの大工」が各家庭にはあたり前のようにいた。
「古き良き時代の家庭と大工の関係を現代に蘇らしたい」、そんな想いが沢山の方に広がるように願ってこのサイトを開設しました。
【うちんく】とは
四国では古くから使われる方言。
“私のところ・自分の家。女性の専用語で,「うち」は自分,「く」は場所を示す所(く)である。東京言葉は「うちんとこ」という。” [weblio辞書]
溝渕建設について このサイトは溝渕建設が運営を行っています。
溝渕建設とは、高知県南国市で新築、増改築、リフォーム、耐震工事、設計などを行っている建設会社です。
代表の溝渕加寿彦は《 二級建築士 》 と 《 耐震診断士 》 の資格を取得しているので、家づくりをトータルにサポートすることができます。
溝渕建設の職人(大工)は、溝渕加寿彦と父(勝行)の二名ですが、外部スタッフとして5~6人の職人が携わっています。
伝統工法による日本建築の技術と代表のきめ細かいコミュニケーションが顧客から評価され、南国市を中心に近隣の市町村から新築・増築・リフォームの幅広い仕事を受注しています。
また、木製玩具や家具などをつくる工作イベントや、商工会、青年団など主催のイベント運営に関わり、人と人の繋がりを大切に活動しています。
会社概要溝渕 加寿彦 Mizobuchi Kazuhiko
エピソード&メッセージ
学生の頃、
大工をする気はなかった。
大工なんて、カッコワルイと思ってた。
スーツを着てる大人がカッコイイと思ってた。
そんなある日、夜中に家に帰ると、刻家(工場)に電気が灯りがついていて、親父が一人で仕事をしていた。
なんともやるせないような、嬉しいような、複雑な気持ちになった。「やるやん...おやじ…」
特に何に専念するわけでもなく、フラフラ遊び歩いていた自分の目を覚ましてくれた出来事。
高校卒業後すぐに、親父に弟子入りし、大工になることを志した。
それから20年と少し、時代は変わり大工や職人の意義が問われている。
大手のメーカーや工務店の影武者となり生き残りをかけて必死だ。
自分は依頼をうけた人と直接話したい。
どういう夢を描いていて、何に悩んでいるかを直接聞きたい。
家づくりとは誰かの生活の基盤を築くこと。
直接、話ができる立場だからこそ自分もやる気になるし、想いを届けられる。
これからもずっと「うちんくの大工」と呼んでもらえるように。
さまざまな活動
溝渕建設では、家をつくる仕事の以外でさまざまな活動をしています。
現役を終えるまでに “100人の棟梁” を残したい!
大工の道に入って20年を超え、これからは弟子を持ちたい。高知に “100人の棟梁” という大きな財産を残せるよう、後進の育成という大仕事もやっていかないかん。
「もの作り」DIY自分達でやってみる、考えてみる
今は、使いすての時代、人まかせ、もんく...そんなんでは愛着なんてわくわけがない。少しでも残して行きたい気持ちを愛着という言葉に変えていきたい。
地域にもぐる!
地域密着でありたいのに、なんとなく「建築業はおかたく敷居の高い人たち」と思われている事でかかわりが少なくなってきた。
地域のイベント「ごめんな祭、まほろば祭、ごめん軽トラ市、はた山モリフェス」などに参加することで、職人さんがこんな身近にいるんだよと感じてほしい。
FM高知「プライムトーク」に出演した時の音声
サイト内で紹介している「もの作り」への考え方や展望。サイト内では語り尽くせていない事も色々話してます。是非聞いてみてください!