#005 リノベーション ふくのたね保育園様
旭
「丸いプレイルームを中心に〜笑顔が広がる保育園 」
ふくのたね保育園「旭」は、通所介護施設の「アルコデイトレセンター旭」と同じ2階建ての建物の2階にあります。真ん中の丸い形のプレイルームを中心に3つの保育室と事務室で構成されています。プレイルームが丸く4方が部屋で囲まれてるのでプレイルームと各部屋の双方向で見通しが良く未然に事故などを防ぐことが出来るようになっています。
0歳~2歳の幼児が対象なので、木をふんだんに使い暖かく柔らかい空間を根ざしたことと、戸や柱などの角は丸く加工し安全面にも考慮してあります。
また、子供用トイレ、手洗い場もそれぞれ特注で作成し、楽しく、使いやすく、なるだけ園児たちが抵抗感なく使用できるように心がけました。
建物種別 | 軽量鉄骨造 |
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床面積 | 1階186m² 2階186m² |
きっかけ | リノベーション |
工事期間 | 約7ヶ月 |
竣工 | 2017年10月 |
久万
「ヒノキが香る床は冬でもポカポカ 」
ふくのたね保育園「久万」は、床には高知県産ヒノキ、壁には土佐漆喰と高知の自然素材をふんだんに使ったワンフロアです。ヒノキの床は床暖房になっているので、冬はそこまでエアコンに頼らなくてもポカポカです。
また、2トーンのベニア板を使用した天井と、レトロなシェードが特徴的なペンダントライトが楽しげな雰囲気を演出しています。壁をよく見ると縄の後のような模様の演出が…所々、アクセント的に色んな工夫を散りばめています。
建物種別 | 鉄筋コンクリート造 |
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床面積 | 1階136m² |
きっかけ | リノベーション |
工事期間 | 約3ヶ月 |
竣工 | 2018年3月 |
薊野
「古民家のような落ち着いた雰囲気のある保育園」
ふくのたね保育園「薊野」は、もともと空き家だった日本家屋をリノベーション。元の梁や柱の良い部分と新しく加えた部分を絶妙なバランスで組み合わせ、古民家ような落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
ほとんどの壁を漆喰にしたことも古民家風になる要因だと思うのですが、一箇所だけ違った雰囲気の場所があります。それは2階の事務所に上がるための階段スペース。ここはご要望いただいた通りジャングルの壁紙に!園児から見ると「先生たちが出入りしているあそこは何だろ!?」って、好奇心を掻き立てる面白い工夫だと思います。
こちらで使用している自然素材の「漆喰壁や無垢板」は、昔の家づくりには欠かせない素材でした。部屋の湿度を年中最適に調節してくれる他、アレルギーの原因となるホルムアルデヒドなどの有害化学物質を含まず、これまたアレルギーの原因となるカビの繁殖もしにくいので、園児たちにとっては、現代の新建材に囲まれている建物より、健康的で安心できる空間と言えるかもしれません。
また、その自然素材おかげか、「園児たちの寝つきが良い」や「冬でも子どもたちが元気」という先生たちの声をいただいております。
そして、その漆喰壁は、なんと職員の方々が自ら手掛けて完成した大作だったりするのです!
建物種別 | 木造 |
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床面積 | 1階91.3m² 2階55m² |
きっかけ | リノベーション |
工事期間 | 約7ヶ月 |
竣工 | 2018年11月 |