#002 新築 南国市 溝渕邸

素材を”シンプル”に活かしたエコロジー住宅

自然素材を使用し環境に配慮した

私は大工なので、木や自然素材の良さを十分に理解しています。だからこそ、自分の家を建てるときには、素材の良さをそのまま活かしたいと思っていました。そこで小舞竹を編み込んだ土壁や、無垢の板を使用した押し入れを作ることにしたんです。これらは断熱や湿度調整だけでなく、シックハウス症候群の対策にも効果があります。また、自然素材は役目を終えたあと土に還るため、環境への配慮にもつながります。こうした自然素材の良さを、もっと多くのお客さまに知っていただきたいと思っています。

長く暮らせる家づくり

もしマイホームを建てるなら、できるだけ長く、その家で暮らし続けたいですよね。でも、そのためには雨風や地震などに強い、丈夫な家に仕上げなくてはいけません。私たち溝渕建設の建てる家は通常、貫(ぬき)を使った木造軸組構法を用います。「貫」というのは、縦の柱と柱の間に通す横板のことです。これがあることによって、地震の強い負荷を横に分散させてくれます。

実をいうと、この木造軸組構法は、約1000年前の鎌倉時代から存在する伝統的な技法なんです。ほかにも、耐久性に優れた無垢のフローリングを使ったり、外壁を劣化させる”雨や紫外線”を遮るために軒を深くしたりなど、さまざまな工夫を凝らしています。それに長い目で見ればこちらの方が経済的でもあるんです。

吹き抜け構造と暖炉

すべての部屋を壁や天井で「個室化」することに抵抗があったので、なるだけ遮るものがない開放的な空間になるようキッチン・ダイニングを吹き抜けにしました。

しかし、この構造にしてしまうと部屋が温まりにくいというデメリットもあります。それを補うために昔から憧れていた暖炉を設置することにしました。おかげで寒い冬でも家の中はポカポカです。

引き継ぐもの

以前、新築工事の依頼を受け、古い家屋を解体することがありました。その家屋の中には、捨てるのがもったいないと思えるほど素敵な欄間(らんま)が飾られていたんです。私はこのとき「何かに使えそうだな」と感じました。そこで施主の承諾を得て、引き取ることにしました。その欄間が今、うちの和室に設置されています。このように古い資材を再利用することも私たちの仕事だと思っているので、「この資材を活かしたい」などのご要望があれば、気軽に相談していただきたいです。

建物種別 木造2階建
築年月 7年
きっかけ 新居
工事期間 約6ヶ月
テーマ 木や自然素材の良さを十分に理解してるらこそ、素材の良さをそのまま活かしたい
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Q&A よくあるご質問

施工期間はどれぐらいですか?
一般的に多いのは設計ができた時点から約4ヶ月が多いですが、いちがいにはお伝えできません。 規模、場所、施工内容によって違いますので一度お話をお聞きできたらと思います。
耐震、断熱は大丈夫ですか?
耐震、断熱は等級によって違いますが、基本的には建築基準法に見合った仕上がりとなります。標準以上の耐震、断熱にもご相談に応じて提案できます。
細かな要望にも応じてもらえますか?
お客様のイメージに添う様に、しっかりとお聞きし打合せをした上でご提案できるよう心がけています。
頭金は必要ですか?
弊社では最初から工事がスムーズに進む様に頭金を頂いております。
住宅ローン申込みの方法がわからいのですが、相談にのってもらえますか?
各金融機関との連携をすぐに取れるので、分かりやすく安心できる住宅ローンをご案内させていただきます。
保証やアフターメンテナンスもありますか?
瑕疵担保履行法に基づいて施工されますのでご安心ください。アフターメンテナンスこそ、「うちんくの大工」の代名詞ですので、孫の代までお世話させていただきます。
土地探しのお手伝いはできますか?
弊社での土地探しは行なっていませんが、湿気がある土地とか、風が通りそうだとか土地選びのアドバイスはお手伝いはできます。
設計から施工まで全部おまかせすることはできますか?
もちろんできます。設計から施工までお手伝いできるのが弊社の強みです。
木材の指定や持ち込みの木材は利用できますか?
お使いになりたい木材などあれば、お気軽にご相談ください。
自分たちも手を加えたいのですが、施工を一緒に行うことはできますか?
お客様の家をお客様と私達が一緒に作り上げて行くのが理想です。なぜなら愛着を持って欲しいからです。お気軽にご相談ください。
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