#008 リノベーション TOMARIGI -Shu- 様
新旧・和洋が絶妙なバランスで調和する宿。
高知市の中心から少し東、歴史ある菜園場商店街に、2020年3月にオープンした「TOMARIGI HOSTEL -Shu-」。2018年、先にオープンしていた「TOMARIGI HOSTEL（ドミトリータイプのホステル）」の新たな施設として、３部屋のみの個室型ホステルという形で誕生しました。
依頼主の篠田さんとは、数年前、高知県主催の起業プログラムのイベントがきっかけで知り合い、それ以来のお付き合いになります。-Shu-の施工では、TOMARIGI HOSTELを介して知り合った設計士の方と一緒にお手伝いさせていただくことになりました。
オーナーの篠田さん（左）、スタッフ古川さん（右）
| 建物種別 | 木造2階建 |
|---|---|
| 改修年月 | 2020年3月 |
| きっかけ | 新設のため 中古物件を改装 |
| 工事期間 | 約2ヶ月 |
| テーマ | まちやど |
あらゆる人が集まる拠点となる、そんな“まちやど”になって欲しい。
施工前のイメージパース
【Shu】は“集”を意味しています。旅人が集まる拠点になればよいと思い名付けました。
また、宿と地域をつないで、街全体で宿泊客をもてなす「まちやど」のような存在にしたいという思いから、あえて受付（フロント）のあるTOMARIGI HOSTELから少し離れた場所に作りました。
交流したい時は近くのバーやカフェ、またはTOMARIGI HOSTELの共有スペースで、落ち着きたい時や、友達だけでゆっくり過ごしたい場合は-Shu-に、というように商店街を行き来しつつ、街の人とふれあいながら滞在を楽しめるような場所づくりを心がけました。
完成した客室
客室もただ寝るだけの場所ではなく、ゆったりと落ち着いて過ごせるような空間づくりを意識したり、やぐらのように高さを設けてワクワクする隠れ家のような感じをイメージしたりと、溝渕さんと設計士の方に色々と相談しながら、工夫を凝らしました。
ローコストで、見栄えよく。
元の建物をそのまま活かせそうなところはできるだけ削らずに、建材には本来は下地になるような“構造材”と言われるものを多く使用しました。できるだけ見栄えを損ねず、古さと新しさのバランスがとれるようにしました。
施工作業も、いつもTOMARIGIを支えてくれている大学生たちが手伝ってくれたり、自分たちで作れるものはできるだけ工夫をしながらDIYで作成したので、そういった意味でも費用は抑えられました。
いろいろと親身に応えてもらいました。
溝渕さんに依頼して良かったことは、センスの良さもありますが、何よりもコミュニケーションが取りやすかったことです。あれこれと色んな相談をさせていただいた時も、それぞれ親身になって提案していただいたので、とてもありがたかったです。まだ、未完成な部分もあるので、今後も溝渕さんにアフターフォローをお願いしようと考えています。
- 施工期間はどれぐらいですか？
- 一般的に多いのは設計ができた時点から約4ヶ月が多いですが、いちがいにはお伝えできません。 規模、場所、施工内容によって違いますので一度お話をお聞きできたらと思います。
- 耐震、断熱は大丈夫ですか？
- 耐震、断熱は等級によって違いますが、基本的には建築基準法に見合った仕上がりとなります。標準以上の耐震、断熱にもご相談に応じて提案できます。
- 細かな要望にも応じてもらえますか？
- お客様のイメージに添う様に、しっかりとお聞きし打合せをした上でご提案できるよう心がけています。
- 頭金は必要ですか？
- 弊社では最初から工事がスムーズに進む様に頭金を頂いております。
- 住宅ローン申込みの方法がわからいのですが、相談にのってもらえますか？
- 各金融機関との連携をすぐに取れるので、分かりやすく安心できる住宅ローンをご案内させていただきます。
- 保証やアフターメンテナンスもありますか？
- 瑕疵担保履行法に基づいて施工されますのでご安心ください。アフターメンテナンスこそ、「うちんくの大工」の代名詞ですので、孫の代までお世話させていただきます。
- 土地探しのお手伝いはできますか？
- 弊社での土地探しは行なっていませんが、湿気がある土地とか、風が通りそうだとか土地選びのアドバイスはお手伝いはできます。
- 設計から施工まで全部おまかせすることはできますか？
- もちろんできます。設計から施工までお手伝いできるのが弊社の強みです。
- 木材の指定や持ち込みの木材は利用できますか？
- お使いになりたい木材などあれば、お気軽にご相談ください。
- 自分たちも手を加えたいのですが、施工を一緒に行うことはできますか？
- お客様の家をお客様と私達が一緒に作り上げて行くのが理想です。なぜなら愛着を持って欲しいからです。お気軽にご相談ください。
